皆様こんにちは。
企畫・開発のカンノです。
『フレームアームズ・ガール』と『MARUTTOYS』のコラボアイテム「フレームアームズ・ガール イノセンティア[レーサー]& NOSERU[レーシングスペックVer.]」!
いよいよ本日8月30日(火)から順次発売となります!
さて今回のブログでは、素組み狀態の製品版を使って、「イノセンティア[レーサー]」の塗裝済みパーツと、「NOSERU[レーシングスペックVer.]」のデカール貼りの実演を中心にご紹介していきたいと思います!
※『MARUTTOYS』プラモデルシリーズのより詳しい情報はこちらです。
※以後、畫像はクリックすると拡大します。
「イノセンティア[レーサー]」の塗裝済みパーツ
まずは「フレームアームズ・ガール イノセンティア[レーサー]」からご紹介。
淡いオリーブ色の落ち著いた髪色と、蛍光グリーンのラインが眩しいオリジナルのカラーリングは、『MARUTTOYS』のデザイナーであるMiZさんによるものです。
「イノセンティア[レーサー]」では、これまでの「イノセンティア」系とは異なる獨特の配色を再現するため、塗裝済みパーツを4パーツ追加しました。
(フェイスパーツを含む合計の塗裝済みパーツは10パーツと、『FAガール』ではかなり多めです)
當初の予定では、この畫像のように腹部の1パーツにのみ塗裝を追加する予定でしたが、製品がご好評をいただいたこともあり、配色の再現性をさらに高めるべく塗裝済みパーツをさらに3パーツ追加することになりました。
▲比較畫像です
左畫像: 通常の「イノセンティア」と同じ塗裝済みパーツ箇所の場合
右畫像: 塗裝済みパーツを4パーツ追加した「イノセンティア[レーサー]」
腹部から腰部にかけての蛍光グリーンの配色が再現されたことで、素組み狀態でも設定のカラーリングにかなり近い配色になります。
未塗裝で組み立てるユーザーの方にも、スポーティー&キュートなカラーの「イノセンティア」を、実際に手に取って楽しんでいただければ嬉しいです。
「NOSERU[レーシングスペックVer.]」にデカールを貼ってみよう
そしてこちらが「イノセンティア[レーサー]」とお揃いの「NOSERU[レーシングスペックVer.]」。
レーシングカー仕様のデカールが盛り盛りに付屬しているのが魅力の一つです。
▲こちらが製品に付屬する水転寫デカールです
大きめのデカールや細いラインデカールを貼るのは敷板高いという方も多いのではないかと思います(かくいう私もそのひとり)。
そこで今回は企畫・開発擔當者カンノ自身が「実際にキットにデカールを貼ってみた」的な実演形式で、デカールを貼ってキットを仕上げる楽しみ方を皆様にご紹介できればと思います。
(仕事や趣味のプラモ製作でときどきデカール貼りをするこの私ですが、大判のデカールはほとんど貼ったことが無く、デカール貼りには正直苦手意識が強いです……汗)
さあ、レッツチャレンジ!
まずは今回使用する道具をご紹介。
綿棒、ピンセット、デザインナイフ、カッターマットなど、オーソドックスな道具を用意しました。
今回は素組みでのご紹介ということもあり、「NOSERU」は塗裝せずに素組みのキットに直接デカールを貼っていくことにします。
では早速始めましょう。
最初は貼りやすそうな小さめのデカールから。お好みでカッターナイフの代わりにハサミを使ってももちろんOKです。
デカールをカットしたら、ピンセットでつまんでぬるま湯に浸し、10秒ほどで引き上げます。
常溫の水よりもぬるま湯の方がデカールへの浸透が早く、作業がスムーズに進みます。
デカールを台紙ごと貼る位置の近くに置き、糊が溶けたらデカールを台紙からずらしていきます。
(台紙からピンセットでつまんで持ち上げるよりも、この方がデカールが切れたりせずに安心です)
貼り位置をよく確認しながら、ピンセットや綿棒で貼る位置を調整していきます。
水が少ないとデカールを動かしづらく、また水が多いと滑って位置を決めづらいので、水を足したり逆に綿棒で吸ったりしながら進めます(ここは集中、集中!)。
デカールの位置が決まったら、そっと綿棒をあてて水分を押し出します(位置がずれないようにそっと)。
綿棒の代わりに、ティッシュペーパーや平筆を使うのも良いですね。
最初の1枚が無事貼れました!
(すこしでも達成感を感じながら作業するのが大事)
殘りのデカールを「イノセンティア」が貼ってくれるなどという、グリム童話のような展開はもちろんありませんので、殘りのデカールも自分で貼っていきましょう。
もう少し大きめのデカールにチャレンジ!
ちなみに切り離すときに台紙を半分だけ剝がすと、ぬるま湯の浸透が早いというちょっとした裏技があります。
(このあたりはお好みで)
台紙からはがして…… 貼るべし!貼るべし!
3枚目です。さらに大きめのデカールにチャレンジ!
先ほどのデカールとデザインが繋がっているので、位置調整は慎重に。
3枚目まで貼れました。一旦ここで小休止。撮影しながらだと結構集中力を使いますね
デカールを3枚貼っただけでも、印象が大きく変わったのがお分かりかと思います(「イノセンティア」もご満悅)。
――このあとの作業はショートカット!――
デカールを全部貼った完成狀態がこちらです。
余白の部分が少し白くなってしまったところもありますが、デカールを破損してしまうこともなく思ったよりもスムーズに貼ることができました。
(ホッと胸をなでおろす感)
カメラアイの部分は油性の極細ペンでキュキュっと黒く塗っています。
▲背面です
撮影しながらの作業ではありましたが、デカール貼りの作業時間は正味1時間半くらいだったかと思います。
完成するとなかなかに満足感があります。
ここでワンポイント。
頭部の丸いメーター部分のデカールも付屬します。細かいながらも雰囲気がよく出ている部分です。
こちらは製品の水転寫デカールに含まれるエクストラデカールを貼った狀態です。
▲比較畫像です
各部のラインデカールが追加され、よりスタイリッシュなレーシングスタイル感が増しています。
腕に覚えのある方はエクストラデカールにも是非チャレンジしてみてください!
【おまけコーナー】アクションポーズで遊んでみよう
▲製品畫像より
本商品の大きな魅力のひとつである「イノセンティア」の「NOSERU」への搭乗。今回は素組みのキットを使ってあらためて搭乗時のポージングについて、その可能性を探ってみましょう。
▲まずはオーソドックスに座って搭乗
「イノセンティア」の股関節は可動範囲が広く、「NOSERU」に座らせたときのフィット感は抜群です。
(今回は割愛していますが、水転寫デカールを保護するために、表面をクリアー塗料でコーティングしてあげた方が良いかもしません)
▲セグウェイっぽい立ち乗りも可愛いです
「イノセンティア」は首・肩・腰も柔軟に可動するので、上體を反らしたポージングも自然に決まります。
▲まるで曲乗り!
『M.S.G』の「ニューフライングベース」を使って、派手目なアクションポーズにチャレンジしてみました!
(ウイング笑顔がキュート)
撮影では両面テープなどで固定せずに、乗せただけでぎりぎりバランスが取れました笑。
それでは今回はこの辺で。
▲Vaistar Studio様撮りおろしの、こちらパッケージが目印!
「フレームアームズ・ガール イノセンティア[レーサー]& NOSERU[レーシングスペックVer.]」は、本日8月30日(火)以降、全國の販売店様・通販サイト様で順次発売となります。
皆様に手に取っていただけると嬉しいです。
▼製品ページはこちらです
「フレームアームズ・ガール イノセンティア[レーサー]& NOSERU[レーシングスペックVer.]」
それではまた!
企畫・開発:カンノ
撮影協力:久保田 憲
©MARUTTOYS
© KOTOBUKIYA
來源:78動漫