BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

今回は、HG 1/144 XM-XX ゴーストガンダムのレビューをご紹介します!

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

HG ゴーストガンダムは、『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』に登場するMS『XM-XX ゴーストガンダム』の1/144スケールモデルキットです。ゴーストガンダムの特徴的なカラーリングを劇中イメージに忠実に再現。頭部や胸部レリーフを始め、腕部や腳部などの各所細部ディテールがモールドやパーツ分割で再現されたキットになっています。差し替えによる蜃気樓鳥への変形機構の他、ファントムライト用エフェクトパーツや多目的攻撃兵裝「クジャク」も付屬。価格は6,930円(稅込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

損傷したファントムをX1、X2の予備パーツを使って改修した機體で、劇中では主にフォント・ボーが搭乗。エル・ザンスカール軍やサーカスと最終決戦を繰り広げた機體『XM-XX ゴーストガンダム』がHGUCでキット化。

2022年6月に発売されたHGUCファントムガンダムをベースに、ゴーストガンダムの特徴的なシルバーカラーをつや消しメッキなどの成型色で再現。その他、ガンダムタイプフェイスや上腕、大腿部、脹脛部、バックパック、腰部フレイム・ライフルといった各部が新規パーツを用いて再現されています。內部・関節の一部やクジャクなどのパーツはHGUCクロスボーンガンダムX1(X-0)からの流用です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

成型色は外裝のシルバーがつや消しメッキパーツ、ホワイトやレッドがマットな質感の成型色パーツでの再現。その他、內部・関節、ソール部などのパーツはダークグレー、ファントムライト用エフェクトパーツはクリアパープル、クジャク用ビーム刃はクリアピンク成型色での再現となっています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

シールは頭部センサーやダクト類、リアアーマーの一部を補いますが多くはありません。頭部や胸部モールド、クジャクなど一部を塗り分ける必要がありますが、素組みでも十分なくらいの色分けが再現されています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

外裝のホワイトやレッド、関節や內部のダークグレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABSは不使用。

一部のシルバーつや消しメッキパーツはアンダーゲート仕様。なのでゲート跡が露出が少なくきれいな仕上がりになります。メッキ下の成型色もグレーっぽい色味なので、アンダーゲートではない箇所もゲート跡があまり目立ちません。

シルバーつや消しメッキパーツはウェルドラインなどが全くなく、金屬のような質の高い色味になっています。ちなみに設定では、銀色の裝甲はレアメタルによるコーティングで、実弾・ビームの雙方に対して効果があるとのこと。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ポリキャップはPC-002を関節各部に使用します。肘はKPSパーツの組み合わせ、膝はポリキャップとKPSパーツの組み合わせで関節強度はまずまず高め。背部にウイングを持つバックパックを裝備していますが、負荷は少なく、自立は安定しています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

多目的攻撃兵裝「クジャク」、ヒートナイフ✕2、平手(左右)、クジャク用の持ち手(右)、フレイム・ライフル用のグリップパーツ(左右)、クジャク用のビームエフェクトパーツ3種、強制放熱モードの頭部パーツ(フェイス含む)、片目ダメージ狀態のフェイスパーツ、蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)形態用の基部パーツ、蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)形態用のジョイントパーツが付屬。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ファントムライト用の各部組み換えパーツ、各部エフェクトパーツ、フレイムソード再現用のエフェクトパーツ2種(直線型✕2、曲型✕2)が付屬。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ファントムガンダムなどのパーツが余剰で付屬します。サイドスカートなどのパーツがないので、ファントムガンダムのカラバリとして組むことはできません。ですが部分的に組み替えて形狀を変えることは可能です。バタフライバスターやヒートダガーが付屬しているのは嬉しいですね。

■目次

・ゴーストガンダムの各部(ファントムガンダムとの比較)

・他キットとの比較、可動域など

・武裝類

・ファントムライト発動狀態

・蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)

・ポージング

■ゴーストガンダムの各部(ファントムガンダムとの比較)

形狀が異なる部分のみ、ベースのファントムガンダムと比較しながら各部を見ていきます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

頭部をファントムガンダムと並べて。メット部などの形狀は同じですが、フェイスがゴーストガンダム用に新造。口元にへの字スリットのようなモールドが造形されるなど、よりガンダムタイプらしいフェイスになっています。左右裝甲は白いシールでの色分け。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

メット部は合わせ目が出來ないパーツ構成。左右の組み合わせですが、後頭部の合わせ目は段落ちモールド化されています。後頭部センサーはゴールドのシールでの色分け。頭部は小さいパーツが多いので、シールを貼る際などにパーツが紛失しないように注意が必要です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

フェイスパーツ3種(通常、強制放熱モード、片目ダメージ狀態)と頭部パーツ(通常、強制放熱モード)が付屬し、組み替えることでファントムライト発動狀態の頭部形狀を再現することができます。大きく開けた口のようなダクトはゴールドのシールで色分けしますが、塗裝したほうがモールドがキレイに表現できて良さそうです。

組み替えた狀態は記事後半のファントムライト発動狀態のレビューで確認していきます。⇒ファントムライト発動狀態のレビューはこちら

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

胸部・腹部はファントムガンダムと同じ。X字ににデザインされた裝甲や中央ドクロレリーフなどが印象的に造形されています。ドクロレリーフのモールドは黒く塗り分けが必要。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

首はボールジョイント型ポリキャップで適度に可動。肩のポリキャップも前方に展開させることができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

腰部の形狀もファントムガンダムと同じ。フロントアーマーは白い裝甲や赤いダクトなど各部がパーツで細かく色分けされていますが、リアアーマーはふちの白、ダクトの赤共にシールでの色分けとなっています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

サイドアーマーをファントムガンダムのものと並べて比較。ファントムガンダムでは幅のあるサイドスカートを裝備していましたが、ゴーストガンダムでは似た形狀のファントム・ライフルに変更されています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

各部ともパーツできっちりと色分けされていて合わせ目もなし。ファントムガンダムと同様、ダークグレーの基部は左右にスイングさせることができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

一部の白い裝甲を取り外し、グリップパーツを組み付けることでフレイム・ライフルの展開狀態を再現することができます。グリップパーツは適度に固定強度があり、簡単に外れる感じはなかったです。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

外した白いパーツは、付屬のヒートナイフに組み付けることで抜刀狀態として使用することができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

腕部をファントムガンダムと並べて比較。形狀的には殆ど変わりませんが、上腕にはダクトのある裝甲(X1と同型)が新造されています。內部フレームの一部はX1からの流用。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

上腕、前腕共に筒型パーツの組み合わせで合わせ目はありません。前腕の裝甲は巡航形態用にスライド可能。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ショルダーアーマーは合わせ目が出來ないパーツ構成。赤いダクトもパーツで細かく色分けされています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

腳部をファントムガンダムと並べて。形狀はよく似ていますが、大腿部が中央にモールドの入った裝甲(X1と同型)に変更され、脹脛も後部に赤いダクトが備えられたものが新造されています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

大腿部は左右の組み合わせで中央の合わせ目は段落ちモールド化。膝から下も合わせ目が出來ないパーツ構成です。赤いスリットダクトの一部パーツは、ファントムライトのエフェクトパーツ組付け用に取り外しが可能。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ソール部はファントムガンダムと全く同じ。モールドの少ないシャープでフラットなデザインになっています。ポリキャップを使用しない構造で足首の関節強度は高め。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

足裏はつま先に肉抜き穴がありますが、角型の特徴的なモールドがデザインされるなど個性的。つま先は巡航形態用に角度変更が可能です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

背部をファントムガンダムと比較して。左右のウイングはファントムガンダムと同じですが、中央のバックパックがゴーストガンダム用に新造。下部にはベルトマガジン狀の強製冷卻カートリッジも造形されています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

背部との接続はファントムガンダムと同じ2ダボ接続。なのでファントムガンダムのバックパックはもちろん、一部のHGUCやHG水星の魔女シリーズのバックパックも裝備させることができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

バックパックは軽量化されてフレームのようなデザインに。中央のマルイチパーツを外すことで、巡航形態用のディスプレイ用ジョイントパーツを組み付けることができます。下部ダクトも2口にものに。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

下部の強製冷卻カートリッジは1個パーツ構成。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ウイングも合わせ目が出來ないパーツ構成。內側の赤い裝甲もパーツで適度に色分けされています。下部の白い裝甲はやや簡易的。適度に展開することができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

基部の可動軸により、ウイングは前後や上下などに可動させることができます。

■他キットとの比較、可動域など

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。F91やクロスボーンガンダム、ファントムガンダムと同様、機體が小型化された時期の機體なので、キットも小柄なサイズで作られています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

HGUCファントムガンダムと並べて。一見すると成型色以外の違いはわかりにくいですが、頭部や上腕、腰部の裝備など各部が細かく違っています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

HGUCクロスボーンガンダムX1、HGUCクロスボーンガンダムX2とも並べて。一部のパーツがX1からの流用ということもあり、キットの大きさはゴーストガンダム、X1、X2それぞれ大きな差はありません。各部形狀が異なるぶん、ゴーストガンダムのほうが少しマッシブな印象。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ゴーストガンダムとファントムガンダムは部分的な形狀が異なるくらいで可動域はほぼ同じ。腕は水平以上に上げることができ、肘も2重関節で深くまで曲がります。頭部も適度に見上げる動きができますし、腹部や腰部もボールジョイントで適度に反らすことができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

腰は干渉なく360度回転可能。膝も2重関節である程度深くまで曲げることができます。立膝もきれいな姿勢で再現可能。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

左右への開腳も幅広く展開させることができます。足首は45度程度まで角度変更が可能。

可動域の総括的には、超絶に広く可動するわけではないですが、腰の回転や左右への開腳、肘膝などはかなり幅広く可動させることができます。なのでポージングにおける不自由さも殆どなし。躍動感あるポーズも十分に再現できそうですね。

■武裝類

続いて武裝類を見ていきます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

多目的攻撃兵裝「クジャク」。ムラマサ・ブラスターとピーコック・スマッシャーの機能を併せ持つ複合兵裝です。この形態はスマッシャーモード。HGUCクロスボーンガンダムX-0やX-0フルクロスからの流用になります。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

側面にモールドが造形されているビーム発生器は黃色く塗り分けが必要。後部のグリップは左右にスイングします。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

上下に分解して基部パーツを外し、発生器を閉じて再度組み付けることで、バスターモードとして使用することができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

先端のパーツを外してビーム刃を組み付けることで、大剣として使用することも可能です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

多目的攻撃兵裝「クジャク」を裝備して。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

クジャクは付屬の手首に角度の付いたハンドパーツで保持します。手甲パーツは組み換え。クジャクにはハンドガードがあるので、それを避けるように保持できるのは良いですね。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ただ、普通に持たせると先端が不自然な向きになるので、脇を閉めるようにするとうまく持たせることができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

フォーマットがクロスボーンガンダムと殆ど同じなのでポージングの自由度が高くて良いですね。腕を動かすとショルダーアーマーと背部ウイングが少し干渉し易いのでその點だけ注意。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

浮かせてディスプレイさせる場合は、股間部にアクションベースやスタンドの3.0mm軸を差し込みます。背部の強製冷卻カートリッジはなかなか特徴的ですが、手が當たりやすい位置にあるため、弄っていると偶に外れることがあるので注意です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

クジャクはバスター・モードでも射撃武裝として使用可能。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

剣として使用する場合は通常の握り手でグリップを保持します。グリップが少し細く、隙間ができてふらつきやすいですが、ポロリはないのでストレスは殆どありません。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ビーム刃を組み付けてより攻撃的に。ビーム刃を組み付けるとクジャクの重量が増しますが、関節強度が高いので片手保持も餘裕。腕が垂れることは全くありません。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

付屬のヒートナイフを使ってポージング。軽武裝で近接戦闘をイメージしたポージングを楽しむことができます。ヒートナイフはグリップに適度な太さがあるので、クルッと反転したりすることもなく保持しやすいです。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

突き刺す、投げるなどのポーズも演出可能。

■ファントムライト発動狀態

続いて各部にエフェクトパーツを組付け、ファントムライト発動狀態を再現していきます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

頭部は強制放熱モードのものに交換し、頭頂部パーツもエフェクトを組み付けたものを組み付けます。お好みで片目ダメージ狀態のフェイスにすることもできます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

強制放熱モード狀態をアップで。頬や鼻辺りのダクトが展開し、怪物や悪魔のようなフェイスに変化しています。ダクトはゴールドのシールでの色分け。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

片目ダメージ狀態。こちらは左目がグリーンのモノアイになっていて、左右で色が異なるオッドアイのようなスタイルになっています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

胸部は白いドクロレリーフのラインモールドのパーツを、エフェクトが付いたものに交換。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

前腕は裝甲の白い三角モールドパーツを外してエフェクトパーツを組み付け。ショルダーアーマーも上部の白い裝甲パーツを外し、エフェクトパーツを組み付けたものに変更します。前腕エフェクトパーツの基部は白いシールでの色分け。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

腰部はフロントアーマーの白いパーツを外し、エフェクトがついたものに交換します。交換する際はフロントアーマー中央の軸を折ったり曲げたりしないように注意。フロントアーマーを腰部から一旦外してから、白いパーツをゆっくりバラしたほうが良さそうです。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

腳部は膝の白いパーツと後部の赤いスリットモールドパーツを外してエフェクトパーツを組み付けます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

フレイム・ライフルは內側の縦長ダクト部分(赤⇒)に、エフェクトパーツのダボ(赤◯)を組み付けます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

背部ウイングは、ウイングの形狀に合わせてエフェクトパーツを組み付けます。これでエフェクトパーツの組付け完了。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ファントムライト発動狀態。ゴーストガンダムに搭載されたミノフスキー・ドライブの機動力と、Iフィールド・バリアの対ビーム防禦を併せ持った現象を短時間引き起こすという機能になります。全身から吹き出る炎のようなIフィールド・バリアはクリアパープルパーツでの再現。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

背部に大柄なエフェクトパーツを組み付けたことで、やや後方への負荷が大きくなっています。ですがフレイム・ライフルのエフェクトを支えにしたり、ウイングを左右に開いてバランスを取ることで問題なく自立させることができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

エフェクトパーツを組み付けた姿はとにかく派手。全身から炎が吹き出るような迫力あるスタイルを楽しむことができます。エフェクトパーツには適度な固定強度がありますが、胸部や脹脛などのエフェクトパーツは手が當たると外れやすいので注意です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

エフェクトパーツはブラックライトで照らしても発光しませんでしたが、クジャク用のビーム刃はブラックライトを當てると弱めに発光しました。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

エフェクトパーツが干渉しますが、うまく避けるようにすれば、クジャクを構えたり振り下ろしたりするポーズも十分に再現することができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

フレイム・ライフルを展開して。グリップが下のほうにあるため、ハンドパーツで握らせると少し不自然な姿勢になります。銃口をあちこち向けるのも少し難しめ。ですがヴェスバーのような特徴的な攻撃武裝でポージングに幅が出るのは良いですね。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

グリップを握らせない場合は上下などに砲口が向けられるようになります。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ヒートナイフには直線狀と曲狀のエフェクトパーツが組み付け可能。ナイフ刃にカチッとハマるので簡単には外れません。左右で組み合わせる2個パーツ構成ですが、モナカ割ではなく、ヒートナイフ刃を組み付ける部分だけが別パーツ化されています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

エフェクトが2種類付屬しているので、用途に合わせて使い分けることができますし、曲狀のものを使えば振り下ろす際の勢いや動きを表現することができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

片目ダメージ狀態のフェイスパーツに組み替えて。オッドアイのような獨特の表情で禍々しくもあり、格好良くもありで獨特の雰囲気を醸し出してくれるのが良いですね。

■蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)

続いてゴーストガンダムの各部を組み替えて蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)に変形させていきます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

まずはゴーストガンダムの頭部や四肢、バックパックなど各部を分解しておきます。胸部やフロントアーマーの白いパーツも分解。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ミラージュ・ワゾーの基部パーツに頭部や胸部、フロントアーマーの白いパーツを組付けます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

側面にはつま先を伸ばした腳部を組み付けます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

前腕の裝甲を伸ばしてショルダーマーの角度を変えた腕部を、ミラージュ・ワゾーの基部パーツ後部に組み付けます。そして腳部の上にフレイム・ライフルを組み付けます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

バックパックは上部の白いパーツをジョイント付きのもの(シザーハンガー)に組み換え。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

バックパックのウイングを左右に広げ、ミラージュ・ワゾーの基部パーツ裏面に組み付けます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

バックパック中央のマルイチモールドパーツを外してジョイントパーツを組み付け、シザーハンガーにクジャクを組み付けたらミラージュ・ワゾーへの変形完了です。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)。惑星間の長距離移動を設計思想とし、機體を構成する四つのブロック位置を入れ替えるという変形機構を備えた惑星間巡航形態になります。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ミラージュ・ワゾーをいろんな角度から。クジャクを機首とする特徴的なシルエットで造形されています。ロック機構はないですが、各部とも組み合わせ箇所に適度な強度があるので、簡単に形狀が崩れることはありません。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ファントムガンダムのミラージュ・ワゾーと並べて比較。本體部分の形狀はよく似ていますが、機首であるクジャクを裝備しているぶん、少し違った雰囲気になっています。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

特に変化させるような箇所はなく、適度な強度で形狀を維持してくれるのでディスプレイはラク。ウイングを展開することで少し表情をつけることができます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

HGUCクロスボーンガンダムX-0フルクロスと組み合わせることで、劇中のようなX-0の牽引シーンを再現することもできます。クジャクのグリップをH-0のハンドパーツで握らせます。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

蜃気樓鳥(ミラージュ・ワゾー)形態でファントムライトを再現する場合は、胸部をエフェクトパーツ付きのものに組み換え、フレイム・ライフル、脹脛、ウイングそれぞれにエフェクトパーツを組み付けます。それ以外のエフェクトパーツは使用しません。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ファントムライトの蜃気樓鳥(ミラージュワゾー)形態。各部にエフェクトパーツを組み付けたことで、通常の巡航形態に比べてワイルドさが増しました。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

ウイングやフレイムライフルのX字のような機體形狀が印象的。ウイングのエフェクトパーツがフェニックスの尻尾のような感じがあり、神々しい雰囲気も感じられるようになっています。

■ポージング

適當に何枚かどうぞ。

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

BANDAI: 23年10月 網限 HGUC系列 XM-XX 幽靈高達

以上です。外裝がシルバーのつや消しメッキにはリアルな金屬感がありますし、それによって重厚感が表現されていてとても良いですね。アンダーゲート仕様でゲート跡が目立たないですし、ウェルドラインなどもなく完成度が高いです。クジャクやミラージュ・ワゾーへの変形といったギミックも豊富で遊びごたえもありますね。

気になる點は、頭部の排熱口やリアアーマーがシールでの色分けなのはちょっともったいないかなと。排熱口は小さいのでパーツによる色分けが難しいとして、リアアーマーはできればフロントアーマーと同じように、パーツで色分けされていると良かったですね。それとイジっていると、各部に組み付けたエフェクトパーツの一部が外れることがあるので注意です。

強制放熱モードはもちろん、片目ダメージ狀態も禍々しい雰囲気がうまく表現されていて、ゴーストガンダムならではの良さを醸し出しています。ファントムライト発動狀態も華やかさがあって格好良いですね。ポージングの自由度も高く、躍動感あるポーズ、迫力あるポーズ、インパクトあるポーズ、あらゆる表現が楽しめる、高い品質とパフォーマンスを兼ね備えたキットになっているのが良いですね。

來源:78動漫