ジオン公國軍伝統カラー
「月刊ガンダムエース」(KADOKAWA刊)にて連載中の『機動戦士ムーンガンダム』に登場する「AMX-116 ザクIV」を、イリア・パゾム搭乗機に続いて一般機で製作。イリア機と共通部分はレジンで複製したパーツを使用し、一般機特有となる形狀や劇中で裝備する武裝をスクラッチで新造している。これまでの「ザク」の系譜に連なる機體であり、伝統的なジオン公國軍カラーであるグリーンに身を包む姿は、最新でありつつも懐かしさを感じさせるものとなっている。
▲基本形狀はイリア機と共通で右肩にシールド、左肩にスパイク・アーマーというスタイル。一般機なので頭部にブレードアンテナがなく全體的にグリーンを基調としたカラーリングでまとめられている
▲ブレードアンテナ差し込み部をエポパテで埋め、モノアイはプラパイプと2mm徑クリアーランナーで製作。イリア機よりシンプルな構造に変更した。動力パイプはHGBFザクアメイジングと同一形狀のHGジョニー・ライデン専用ザクから流用。首関節はポリパーツに市販のバーニアパーツを被せて製作している
▲イリア機では一體成型にしていたサイドバーニアを市販品を使用して別パーツ化した
▲後部スカートはプラ板を箱組みしたものに、市販のノズルパーツを組み合わせて製作。中央のフィン形狀はプラ板を使用している
▲後部スカートは「プリンセス」ユニットを裝備していないスタンダードな形狀
▲製作途中狀態。イリア機製作時に複製を取っていたので、ほぼ全身が複製パーツで構成されている。背中のプロペラント・タンクは軽量化のためにイリア機同様にプラパイプとエポパテの組み合わせで製作した
▲機體全高を大幅に上回る長距離ビーム・ライフルはシールドにマウント可能
▲モノポッドは基部にプラ棒を仕込むことで可動化。イリア機同様にビーム・マシンガン、ビーム・ナックルダスターを製作
▲プラ板の箱組みで機関部を製作し、細部形狀はエポパテや市販パーツを使用。バレルはプラパイプで、モノポッドはプラ板とプラ材で製作。動力パイプはHGザクIIC型/C-5型の腳部のものから流用している
▲イリヤ機(左)とのツーショット。「プリンセス」ユニットの有無によるボリュームの違いが印象的。また、全體的なカラーの違い以外にも、イリア機は左腕やコックピットハッチが赤く、右肩のラインの入り方も異なっていることが分かる
■進化したザクタイプの重汎用MS
■塗裝
緑=ビリジアングリーン+MSグリーン+マホガニー+ウイノーブラック+色ノ源シアン、色ノ源マゼンタ
濃緑=ビリジアングリーン+ウイノーブラック
黒=ネイビーブルー+ウイノーブラック+色ノ源シアン
白=ウォームホワイト
赤=モンザレッド
1/144スケール スクラッチビルド
AMX-116 ザクIV
製作・文/仲井望
ⓒ創通・サンライズ
來源:78動漫