《A.O.Z Re-boot》Vol.89—多功能連接莢艙

マルチ・コネクター・ポッド

アドバンスド化の要諦のひとつは、近代化改修による機體の高性能化にありました。その裝備のひとつが「マルチ・コネクター・ポッド」です。本裝備は、上部に設けられたコネクターを換裝することで、機體の仕様を変更するものでした。大型・大重量となる一部の武裝は「マルチウエポンラック」を介して搭載されます。「トランスパックシステム」の中核となる裝備であり、ガンダムTR-1だけではなくガンダムTR-6の多用途性を擔保するシステムとなっています。

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既存機の近代化改修を目的としたアドバンスド化は、様々なMSに対応しました。RMS-117 ガルバルディβは、その代表的な機體のひとつです。本機のアドバンスド化機である「アドバンスド・ガルバルディβ」は、他のアドバンスド化機同様、トランスパックシステムが採用され、任務に応じた換裝による汎用性が検証されました。

●RMS-117 アドバンスド・ガルバルディβ

ガルバルディβのアドバンスド化機で、ガルバルディβ高機動型での試験を経て本機が開発される予定でした。しかし、パイロットが機體とともにエゥーゴに転向したため、ティターンズでは実機が開発されることはなく、後に火星においてレジオンが再生産を行い、運用しました。開発にあたってはトリスタン艦隊からのデータが使用され、當初想定された使用で完成しています。他のアドバンスド化機と同様、マルチ・コネクター・ポッドとそれを裝備するための胴體部の強化、試作型ブースターポッドの裝備に加え、機體各所への裝甲、スラスターの増設など、高機動仕様となっています。

《A.O.Z Re-boot》Vol.89—多功能連接莢艙

來源:78動漫